人気ブログランキング | 話題のタグを見る

ご冥福を祈ります

先日のオリンピック候補地決定のニュースのあとに
トルコでこんな事件が起きたとは何だか複雑ですね。

邦人観光客2人死傷、刃物で刺される トルコ中部

---------------------------------------------------------
【エルサレム時事】在トルコ日本大使館によると、トルコ中部カッパドキアで9日、
日本から観光に訪れていた新潟大学教育学部4年の女性2人が何者かに刃物で刺され、
栗原舞さん(22)=宮城県名取市出身=が死亡、
寺松星絵さん(22)=富山県上市町出身=が重傷を負った。
警察当局が現場から逃走した犯人の行方を追っている。犯行の動機は不明という。

新潟大学によれば、2人は夏休みを利用して現地入り。
地元メディアによると、2人はカッパドキアのゼミ渓谷を散策中に襲われた。

現場は当時、人けがなかったとみられ、事件の発生時刻や犯人が1人だったか複数だったかも
分かっていないという。倒れている2人を発見した別の観光客が通報した。
寺松さんは意識がない状態で公立病院に搬送され、集中治療室で手当てを受けている。

大使館によると、現在2人の家族と連絡を取っており、帰国の段取りなどについて相談する予定。

現場のあるネブシェヒル県のジェイラン知事は「大変悲しい事件だ。
警察当局は全力で犯人を見つけ出す」と話した。

 カッパドキアはキノコ状の奇岩で知られる観光地。世界遺産に登録されており、
日本人観光客も多く訪れる。熱気球で上空から奇岩を眺めるツアーが人気を集めている。 
------------------------------------------------------------------
他のニュースはコチラから
TBSニュース
読売オンライン


イスタンブルでは今年、若いアメリカ人女性だったか
単身で渡航し、、一度国外へ旅行し、その後イスタンに戻った後に
消息が絶え、遺体で発見されたという事件がありました。

犯人はトルコ人男性、しかも亡くなった女性とは知り合いでもなく、
歳も、彼女からしてみたらオジサン位の年齢。こういう事件には年齢は関係ないのでしょう。
彼女を殺害後、自分の出身地のトルコ南東部の街へ逃亡比較的早い段階で逮捕となりました。

3年前だったかイスタンの領事館からのニュースで
日本人女性がトルコ人男性に暴行を受けたという事もありました。

私の日本人の友人(駐在員の奥様です)が、住んでいる近くの道路で
立地は決して悪いエリアではありませんでした。
彼女が道を歩いてると、横を車が通過しました。ですが、その車は再びバックしてきて
彼女の横につけたのです。そしてどこへ行くの?乗せてくよ。警戒しないで。と。

はい、勿論乗りません、彼女も大人ですから大人の対応できっちりと断りました。
通常の興味本位で近づいてくる輩はそこで去りますが、この男性は違いました。
一向に引き下がらず、彼女も自分は結婚しているし、あなたのおばさん位の歳なんだから、と
説明をしても、男性は引き下がらず、ついには車を降りて、彼女を車へ連れ込もうとしたのです。

彼女も怖くなって叫ぶにも声も出なくなり、とその瞬間に向かいから来た
他の人が様子が変だと気付き、助けられたのでした。彼女を無理やりに車に連れ込もうとした
男性は慌てて去ったそうです。
女性側がどんなに頑なな態度で対抗しても、こういうケースがありえます。


以前記事にもしましたが、トルコ人男性の女性への暴力や名誉と言う名の殺人事件
未だに根強く残っているのも事実です。銃など入手出来るルートはいくらでもあるでしょう。
勿論ここだけではないですが、いとも簡単に殺人を起こしてしまう人がいる事も事実です。
単純殺人というか、発想が本当に単純過ぎる事件が多いのも事実です。

結構カッとする人が多いのか、交通渋滞中にクラクションをブ―!と押しっぱなしのドライバー、
バス運転手が他の車の運転手と口論しているのを目撃された方もいらっしゃるのでは
ないでしょうか。

日本にいても同じなのでしょうが、海外ではもっと気をつけなければならないのです。
所詮女性の力なんて、武器にもなりませんからね。

知らない人には、ついていかない。良い顔をしない。話さない。目をあわさない。
暗くなる前に家に戻る。

実際、普通のトルコ人なら、私達外国人がいたとしても目なんか早々に合わせてきません。

そこまで真面目臭く気をつける必要ないのかもしれませんが、私はこれで今にいたり
特別危ない目にあった場面もないですし(一度北キプロスに行った際に
ハヴァシュの運転手に連れ去られそうにはなった事がありますが・・・汗)

公務員であっても何でも、とにかく油断してはいけないと、日々のニュースを見ながら感じています。
警察官でも連絡先を自ら教えてきたり、聞いて来たりする人達もいます。

勿論、旅先ならではの出会いもあります。多くの人達は親切で良い人でしょう。
困った事があれば自分の事のように助けてくれる人もいるでしょう。私もこれは理解しています。

旅先だけのアバンチュールを楽しみたい人は、私の書く事はスル―して下さい(汗)


あるトルコの女性の知人がいうには
「外国で住む意味を考えて、もっと行動とか服装にも気をつけないと
トルコの男たちは勘違いし、体目的で簡単によってくるよ」と・・・厳しいご意見ですが当たってます。

私も単身でトルコへ来た一人です。特に女性がこういう被害にあった事に
大変胸が痛みますし、せっかく来た旅行で、無言の帰国となってしまうのは無念でなりません。
どちら側に非があったのか、これも知ることができません。
旅慣れしていたとの報道ですが、旅に慣れ等ないのです。毎回毎回違うのです。

日本で、イギリス人だか、欧州からの外国人女性も、日本人男性に暴行され殺害され
犯人は逃亡。遺族が外国から出向き、犯人逮捕を訴えていました。まだ記憶に新しいですよね。

日本は安全だと、思われがちですが、日本でも同様の事件、またはそれ以上の
計り知れない不可解な事件が起きているのも事実です。どこにいても自分の身は自分で守る。
最低限の警戒心は常に持つ事が大事です。

亡くなった方のご冥福を祈ります。

トルコ情報ブログランキング参加中です。様々な情報はコチラから。

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 旅行ブログ トルコ旅行へ

by turkce | 2013-09-10 11:24 | トルコで日常